Orville LPS-56 Gold topです。 1996年製、フジゲン生産期のカタログ外モデル。ハードケース付属。 市場やオークションには滅多に出ないかなり貴重なモデルで、B"zの松本孝弘氏がCallingのPVでGibsonの影武者として使用していたものと同じモデルになります。松本氏は現在も手放す事なく所有しており、シリアルが本人様の物の【611167】より40番若い【611127】です。下二桁目の数字以外は同じですね。本機のちょうど40本後にご本人様の物が製造されたと推測出来ます。 おそらく手放したら二度と巡り会えない物なので売却するつもりはありませんでしたが、引っ越しと新生活の資金調達のため手放します。 フレットは6割、ロッド調整可。ネックはストレート。 改造点 プロのショップにて ・ブリッジ（ゴトー製） ・オレンジドロップ搭載、CTSポット（抵抗値選別品）、配線材全変更 ・トグルスイッチ交換 ・フレットのエッジカット処理 ・キャビティ内導電塗料塗布 ・トラスロッドカバーを2017年製Gibsonカスタムショップ1958Les Paulのものに交換。それに伴い穴位置もオリジナル56年製に近い位置に変更。 その他改造点の詳細は【 Orville LPS-56GTの全体調整&ノイズ処理 】で検索して頂けるとお世話になったリペアショップ様の作業記事が出てきますのでそちらを参照ください。 どういう経緯でこうなったのかわかりませんが、バイギブではない無印Orvilleなのにかなり優遇された材の構成になってます。 トップのメイプル（画像4枚目、7枚目参照）にはセンター2ピースの無垢フレイムメイプルが使用されており写真の様にサイドとPUキャビティ内からゴールドフィニッシュの下はフレイムが出ている事が確認できます。 by Gibson終売後はフレイム無垢材モデルはカタログ上にはありませんでしたので、おそらくこのモデル用に用意したかバイギブ時期に出せなかったボディを利用したものの可能性もあると思います。 また、トップのゴールドはブラス粉が使われているようです。 近年は無印も値上がりつつあるOrvilleです。貴重なコレクションとしていかがでしょうか。 清掃、フレット磨き、指板蜜蝋ワックス塗布して発送いたします。